☆ サイトウキネンフェスティバル松本 ☆
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偉大な教育者であった故・齋藤秀雄氏の没後10年にあたる1984年、
小澤征爾の呼びかけで世界各地に散る同門が一堂に集い、
メモリアルコンサートを行いました。
そこで生まれたサイトウ・キネン・オーケストラが母体となり、
小澤征爾総監督のもと、オーケストラとオペラを2本の柱とした音楽祭、
サイトウ・キネン・フェスティバル松本が1992年9月に始まりました。
22回目を迎える2013年は、オペラは、ロラン・ペリー演出、
ラヴェルの作品:小澤征爾指揮「こどもと魔法」、
ステファヌ・ドゥネーヴ指揮「スペインの時」です。
イザベル・レナードをはじめとする魅力的なキャストを迎えて、
ファンタジーに溢れる世界、コメディーの世界をお届けします。
オーケストラ コンサート最初の二夜は、躍進を続ける大野和士が、
サイトウ・キネンとの2004年以来2度目の共演をします。
また、2013年フェスティバルのフィナーレとなる最後の一夜は、
ニューヨークと日本で活躍するジャズピアニスト大西順子が出演。
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演となります。
クラシックの原点、室内楽の演奏会「ふれあいコンサートⅠ~Ⅲ」では、
ザ・ハーモニーホールで三夜にわたりお楽しみいただきます。
第一夜は、シューベルト弦楽五重奏曲を、
第二夜はピアノ三重奏曲や五重奏曲を、
第三夜は管楽器と弦楽器のヴァラエティに富んだ演奏をお贈りします。
3年目となる今年は、同館芸術監督:串田和美の新演出で、
石丸幹二の語りに沿って、バレエダンサー首藤康之が兵士を、
舞台の実力派白井晃が悪魔を、
バレリーナのゲイレン・ジョンストンがプリンセスを、
次代を担う若手演奏家7名とともに演じます。
また、恒例となった、松本城公園での歓迎合唱「お城deハーモニー」や、
県外からの参加者も含めて総勢3,000人による「吹奏楽パレード」と
国宝松本城での「合同演奏会」は、
フェスティバルの大切な一ページです。
聳え立つ日本アルプスの峰々に囲まれた城下町で繰り広げられる壮大で、
爽やかな音楽祭の雰囲気を味わっていただければ幸いです。
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エースイン松本 (2013年7月 8日 12:58)